『自動車株』
主な銘柄:
トヨタ自動車(株)【7203】
ホンダ【7267】
マツダ(株)【7261】
(株)SUBARU【7270】
スズキ(株)【7269】
・その他部品メーカーなど
特徴1:為替の影響を大きく受ける
企業差はありますが、ほぼ全ての自動車メーカーが円高や円安の影響を受けます。
一円為替が動くごとに利益が○○億円動くといったことまで言われているので、ほぼ確実です。これにさらに、外国人投資家の円建て資産の変動も加わるので、円安メリット銘柄の代表例と言われています。
特徴2:大規模リコールで暴落することがある
三菱自動車やフォルクスワーゲンなどが記憶に新しいですが、自動車は社会的に影響力の高い製品なので、欠陥などに対しては他の製品よりも厳しいリコール(無料改修・回収)が定められています。少なくとも直近の利益に大きく影響してくる他、メーカーとしての信頼に関わってくるので、株価に大きく影響してくる場合もあります。
特徴3:製品に触れやすい
他の同価格帯の機械と比べれば、試乗などによって実際の製品に触れやすく、イメージがしやすい業界です。
この3つが自動車株の主な特徴です。
一言で言えば円安メリットの典型銘柄です。
※ここからは応用編です。
応用1:円高狙い
自動車株は円高の時はまず確実に割安になりますので、そこを狙っていく手法です。
FXなどで円高ヘッジ円安ヘッジなどを組み合わせるとさらに効果的です。
応用2:インド投資
自動車株の中でもスズキはインドでの売り上げの比率が高く、実際にインドでも50%近いシェアを保有しているので、実質的にインド銘柄と言えます。
日本にいながら今後20年での成長が期待されるインドに投資できる機会はなかなか無いので、投資してみるのも一興でしょう。
応用3:リコール狙い
あまりオススメはしませんが、リコールが発表された時には必要以上に割安となる場合があります。
ただ、三菱のようにリコール問題から立ち直れないということもあるので、やっぱりオススメはしません。
【執筆:T.I.】
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