株価が毎日動く理由とは

実際は毎日どころか毎分毎秒のように動いていますが、株価というものは市場が開いていれば殆どの場合は常に変動しています。

しかし、企業の価値を示す株価が、そんなに毎分毎秒変動するのも不思議な話です。

また、計算してみればわかりますが、上場企業の時価総額はその企業が持つ総資産よりも上回っていることが多いです。

このようなことが発生する原因は、株価というものが予測で成り立っていることに起因します。

たとえば売価１個１００円のリンゴがあったとして、それを仕入れて２００円で売れる見込みがあるとすれば、本来の価値が１００円であったとしても、１００円以上の価格で買う人達が出てくるわけです。

株価も同じで本来の価値（資産）は１００万円であったとしても、２００万円分の利益見込みがあれば、株式市場では１００万円以上の価格で取引されることもあるわけです。

また、人によってその見込額というのは違うので、その見込額が変動することによって、

株価は毎日のように揺れ動いているのです。

【執筆：T.I.】