スーパーがタイムセールを行うように、株にも買い得な時間というものがあります。
特に株式市場は24時間開いているわけではないので、時間帯によっては大きな偏りが発生し、儲かることも大損することもあります。
大方の傾向で見れば"朝"に"指値"で買うのが良い傾向にあるようです。
"朝"といっても一般的な「朝」のことではなく、株式市場が開く9時から一時間程度の時間のことです。(指値についても説明しておくと、「株を○○円以下になったら買います」という注文方式のことです。)
何故この時間帯が良いかと言えば、その日の市場が開いて間もないこの時間帯は、注文が殺到するため、本来よりも割安に買える可能性が高いからです。
ご覧の通り、市場が開いて間もない9:00~10:00は、他の時間帯よりも異常な動きが見られます。
特に、悪材料がある時ほど売り注文が殺到しがちなので、一気に下がることも多いです。
逆にこの時間帯に異常に上がることもありますが、指値であれば株価が上がっている時には注文が行われないので安全です。
市場自体の動きを示す日経平均株価でこのような傾向にあるので、個別株ではさらに割安に株を購入できる可能性があります。
指値買いの目安としては、「前日終値よりは下で大台は割り込まないところ」といった感じです。朝に大台を割り込んだ場合は、さらに割り込む可能性もあるので危険です。
もちろん、朝に指値で買ったからといって絶対に大丈夫ということはないので、そもそもその株を買うべきかどうか事前によく考えてから発注をしましょう。
【執筆:T.I.】
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