買ってはいけない株の話

2017/02/14

投資

 


「株式取引は世界最良の投資法である」というのは私の持論ですが、当然、株の中にも買ってはいけない買うべきでない株というのも存在します。
今回はそれをいくつか紹介しようと思います。

その1:ボロ株(低位株)
ボロ株とは大まかに言えば株価が一桁~300円程度の株のことです。
これを買ってはいけない理由としては、殆どの場合"適正価格に無い"ということが上げられます。
適正価格に無ければ大損する可能性も高いですし、たとえ安く買えてもボロ株の場合倒産等の危険性も高いので期待値は低くなってしまうのです。

その2:政府干渉銘柄
これも理由は上と同じで"適正価格に無い"からです。
経営再建や市場防衛等々のため政府が干渉してくる場合もありますが、だからといって費用の効率化が図られるわけでもなく、政府が優先して仕事回してくれるわけでもないので倒産よりはマシ程度の話です。

その3:高配当銘柄
上2つとは違って適正価格に無いというわけではありませんが、長期保有するなら避けておきたい株です。
配当利回りが4%5%超えの銘柄はもちろんですが、3%超えでも気をつけておきたい所です。
配当が多いということは減配等で急落する可能性が高い他、株価が上がった時でも、増配の思惑等などでまあ結局適正価格から外れてしまうので買うべきではありません。
まあ配当利回り5%でも投資回収するまで20年かかりますしね。

総括すれば”適正価格に無い株は買うな”ということですね。
ただし、上記以外の理由で適正価格より大きく割り込んでいる株は、割安株投資と言ってむしろ買い時と言えます。
割安株なのか自業自得での下げなのか見極めることが長期投資においては重要になります。


【執筆:T.I.】