今日は諸事情によりちょっと短めです。
別に特定のメディアを叩くわけではないのですが、◯◯スポーツやらスポーツ◯◯というような名前のメディアは、誤報や飛ばし記事が非常に多いです。
いわゆる大手新聞社よりも規模が小さいから…とも言われますが、それだと人数が同じ程度の地方の新聞社も同じくらい間違いが多くないといけないわけで、感触としてとてもそうとは思えないのでこの理由ではありません。
捏造記事が多めな一番の理由は、メインで扱う「スポーツ」というジャンルが、比較的ミスが許されるジャンルであることでしょう。
例えば、仮にあるテニスプレーヤーが怪我した時に一面記事で、
「錦織負傷!選手生命断絶……か?」
という嘘記事を書いたとしても、もし本当に断絶ならトップスクープ、後に断絶していないことが判明してもファンは安堵の声を漏らすだけで、積極的に新聞社を訴えるようなことにはならないでしょう。
これは「スポーツ」というジャンルが、注目度が高いわりに、政治や経済などと比べても圧倒的に社会的影響力が低いことが関係します。つまり、注目度が高いわりに間違えても許されやすい空気があるので、ついつい話を盛った記事が多くなってしまうということです。
そして、そのノリを引きずったまま他ジャンルの報道もしてしまうので、どうしても誤報が多くなってしまうのです。
◯◯スポーツの場合は当然「スポーツ」というジャンルが原因ですが、投資なんかも「スポーツ」と同じくわりと憶測記事が許される傾向にあります。
スポーツに比べれば損害賠償訴訟のリスクはありますが、仮に嘘の記事で投資家が損失を出したとしても双方に過失有りということで、責任が軽減されることが多いです。
なので会社四季報や日本経済新聞なんかもあまり信用しすぎるのは良くないでしょう。
【執筆:T.I.】
0 件のコメント:
コメントを投稿