株価の過去の動きはチャートを見れば分かりますが、チャートでは今現在の株の需要を見ることは出来ません。そのため、チャートとは別に気配値という表が存在します。
気配値は別名:板とも呼ばれ、株においては結構な重要ワードです。
「板寄せ」だの「見せ板」だの関連は色々とありますが、まずはその"板"の見方からです。
証券会社によってレイアウトは多少違いますが、基本的には上のような表を見ることが出来ます。
売気配株数と書いているのが、売りで何株の指値が入っているのかという数値で、買気配株数は買いの方になります。
つまり、左の場合は152円で1100株以上の買い注文が入れば、売買が消化され、今度は気配値153の700株が売りの先頭に並ぶことになります。
このように気配値を利用すれば、株価のどの辺りで反発しそうだとか、売方の勢いだとかをリアルタイムで確かめることができます。
ただし、気配値の場合はリアルタイムすぎて、「見せ板」のような株価操作に利用されることもあるので、過信は禁物です。
【執筆:T.I.】
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