プリウスPHVが失敗する本当の理由

2017/03/03

交通 雑記

 

プリウスPHVが失敗するという予測の理由、それは

PHEV(プラグインハイブリッドカー)はZEVではない為

これに尽きます。
新型のプリウスPHVが発売され日本でも注目されてきたPHV(プラグインハイブリッドカー)ですが、致命的な欠点というか不都合な真実というか、メーカーが蓋をしている事実があります。
それはPHEVが将来的にZEV規制(ゼロ・エミッション・ビークル規制)から外されることで、よく考えればごく当たり前のことです。
プラグインハイブリッドカーはガソリン車と同じくガソリンを使う上に、充電環境の無い場所で運用すればただの排ガス規制すり抜けの不正車です。

おかげでCO2削減効果も不明瞭で、普及台数が増えるにつれて、PHVに不向きな使用環境も増えて、ZEV対象としての効果が疑問視されるようになるでしょう。

そもそも本来のZEV対象であるEVは開発自体はそれほど難しくなく、FCVも水素ステーションさえ配備すればガソリン車以上の性能を持ちます。
PHEVは本当に繋ぎでしかなく、トヨタのような大メーカーが目先数年のために取り組むとは思えず、大失敗に終わった先代プリウスPHVの失敗理由が性能面でなかったことを証明するための、最初から失敗を想定している当てこすりと思われます。

「じゃあFCVも燃料に化石燃料使うからZEVじゃねえじゃねえか」
とおっしゃられる方もいるかもしれませんが、先日の記事で挙げたように、燃料電池はあくまで電池なので、燃料電池を外そうとすると同じく電池を使うEVも外されて、ZEVの存在が本当にゼロになるので外すことは不可能です。


【執筆:T.I.】