保有株が売り込まれた時はどうしたら

2017/03/11

投資


どんな優良な株であったとしても、大株主に動きがあったときや、大きなファンドが売り仕掛けをしてきた時は、大幅に株価が下がります。損切りや信用売りで対抗するという手もありますが、タイミングを逃すこともあり、また優良な株であればあるほど、株を売るという行為には抵抗が出てきます。

そんな時に役立つのがナンピン買いです。
ナンピン買いとは、保有株の価格が下がった時にさらに買い増す方法で、これによりその銘柄の平均購入価格を下げることが出来ます。
具体的に言えば、例えば100株1000円で買った株があったとして、それが半額に下がっている時に100株買い増せば、合計で200株1500円となり、平均購入価格は750円となります。

これにより、今度は750円を超えれば含み益が出るようになり、運用的にも精神的にも非常に楽になります。
ただし、ナンピン買いしたところからさらに下がる可能性も当然あるため、よほど信頼できる株や不当な理由で売り込まれている株のみに使った方が賢明です。


【執筆:T.I.】