銀行株の特徴

2017/03/04

投資

 


【主な銘柄】
3メガバンク
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ[8306]
(株)三井住友フィナンシャルグループ[8316]
(株)みずほフィナンシャルグループ[8411]

その他地銀など


特徴1:とにかく規模が大きい
上記に挙げた3メガバングなどは日本の時価総額ランキングのベスト10の常連であり、そうでない地銀などでも、業務の都合上、同じ地域の他企業に比べると、非常に大きな図体をしています。

特徴2:そのわりに株を買いやすい
時価総額の大きい企業は株を買うために必要な最低価格も上がりがちですが、銀行株は広く株を買ってもらうために株式分割などによって、最低購入価格を数万円まであえて落とすことがあり、手を出しやすいようになっています。

特徴3:配当もそこそこ良い
上でも書いたように広く株を買ってもらうために配当も高めの所が多いです。また、銀行の信用にも関わるので、減配にも慎重です。

この3つが銀行株の主な特徴です。一言で言えば初心者向け銘柄です。


※ここからは応用編です。


応用1:ナンピン買い
保有株の株価が下がった時に、あえて買い増して値上がりを待つという手法があります。
それを「ナンピン買い」と呼びます。
銀行株は最低購入代金が低いので、ナンピン買いに向いています。
「ちょっと余った資金でナンピン買い~」といったようなことが可能です。

応用2:配当狙い狙い
銀行株は配当がそこそこあるということと、銀行業としての信用があるため、配当の時期になると買われやすくなります。これを配当狙いと呼びます。
配当狙い狙いはこの配当狙いに目を付けて、毎年の配当狙いの傾向を分析し、配当狙いが買う時期の直前に株を買って含み益を生み出す手法です。
銀行株は売買量も多いため、イレギュラーも起こりづらいと言われています。

応用3:塩漬け
現金で持つよりも有用と考えて、現金の代わりとして買っておく方法です。
銀行株が大きく動く時は何らかの理由があることが多いので動きが分かりやすく、
安値売りや高値買いをする確率が相対的に低いので向いています。


【執筆:T.I.】