株を3つに分けよう!

2017/02/11

投資




今回は株式を実際に分割するのではなく、種類に分けて区別しようという話です。分け方は何でも良いというわけではありませんが、合理的な分け方が望ましいと思われます。


一例として、私は「優良株」「普通株」「劣等株」の3つに分けています。

「優良株」は継続した利益が望める株のことで、信用取引を通じて購入し、売却にも厳しい要件を用いています「普通株」は、いわゆる保留の銘柄で、信用取引は使わず、購入と売却に特殊な要件を用いています。「劣等株」は即売却すべき銘柄のことで、倒産や上場廃止が見えた企業やIPO株などが該当します。

何故、分ける方が良いのかと言えば、株式の中で良い循環を作るためです。



上の図は、ランダム生成された数値を株式に見立てたものです。
優良株はABで2つ、普通株もABで2つ、劣等株は1つという構成になっています。

優良株と普通株の購入要件は、その銘柄が含み損を出していること(優良株優先)、売却要件は購入時より株価が優良株の場合は2倍、普通株は1.5倍になっていることです。
劣等株は即日売却します。

という風に決めただけでも、4日目までの動きが決まります。
(※上図の矢印が売却と購入の動き、黄色に塗った部分が期間内での最安値です。)

1日目で劣等株を売って優良株Bの最安値を買えているのは偶然ですが、4日目で優良株Aを最安値で大量に買えているのはロジックの成果と言えます。

ちなみに今回の場合は確定利益だけの当初資産額比で37.34%の利益が出ています。

まあ実際は相関関係やら市場全体の動きやらがあるので、こう上手くは行きませんが、アルゴリズムを決めての自動売買にしてはかなりの利益が出ていると言えるでしょう。

ちなみに優良株は長期保有しがちになるので、将来を期待できる銘柄の方が良いですが、その選び方についてはまたそのうち解説します。


【執筆:T.I.】